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1学期を終えて

2020年7月20日 18時05分

本日午後、表彰や振り返り作文の発表を行った後、終業式を行いました。

① 基礎テストの表彰

 1学期の基礎テストで連続満点であった生徒の表彰を行いました。

② 前期生徒会役員の任命

 生徒会長から、「ここにいる生徒会役員でリードして、さらにすばらしい拓南中学校を作っていく。」との力強い言葉がありました。

③ 夏休みのしおりタイトルの表彰

 先日紹介した「3S ~Summer Smile Step up」を考えた生徒を表彰しました。

④ 生徒代表(1年生)による1学期の振り返り作文の発表

 主な内容

 この1学期は、人のために動けるようになったり、時間を意識して行動できるようになった。夏休みは手伝いや復習などに積極的にチャレンジしていきたい。新型コロナウイルス感染症による臨時休業中は不安が大きかったことから、再度繰り返さないために、3密を避けて生活していきたい。

 

⑤ 1学期終業式(校長の話)

 主な内容

 今日は言葉の重みについて話をする。言葉は、人に何かを伝えるだけでなく、人々の関係を良い方にも悪い方にも導く力を持っている。人を励ましたり癒したりすることもできれば、傷つけたり、失望させたりすることもある。有名な言葉に、「言うは水に字を描くが如し、聞くは石に字を刻むが如し」というものがある。この意味は、言った人は、軽い気持ちでいったかもしれないのですぐに忘れてしまうけれど、言われた人は、いつまでも忘れない、深い心の傷として残ることもあるということである。「ありがとう」「ごめんなさい」こういった思いやりのある言葉で友だちや仲間と接することができているだろうか。ちょっとした嫌味、相手にわざと聞こえるような陰湿な悪口や笑い声、そして陰口。拓南中学校では、こういったことで誰一人苦しませない、そういう学校でなければならないと私は思っている。 

 明日からの夏休みは、何より命を大切にしてほしい。感染症対策はもちろんのこと、熱中症や水の事故、交通事故にも十分に気をつけてほしい。また、悩みや相談したいことがあればいつでも連絡をしてほしい。二学期に一段とたくましさを増した皆さんに会えることを楽しみにしている。